正式にはシノ付きレンチとでも言うのでしょうか。先の尖った鉄棒の事をシノ棒と言います。ボ
ルトやナットを回すレンチ(スパナ)の一種です。レンチというのは米国式で、スパナというのは 英国式の呼び名であって本来同じ意味なのですが、口が開いたタイプをスパナと呼ぶのがな ぜか日本では一般的になってます。大工さんの玄翁(げんのう)と匹敵するくらい鍛冶屋さんと 鉄骨鳶さんが頻繁に使用する工具です。こんな単純な作りの品物が!?と思われますが、実はこ れが非常に使い道が多いのです。まるでアーミーナイフみたいですね・・・。
主な使用例
1・ボルト締める時。
2・番線(材料等を縛る針金)を縛る時。
3・ボルト孔を合わせる時。
4・スラグ(溶接カス)の除去の時。
5・バールの代用として。
6・シャベルの代用として。
7・大まかな孔径を知りたい時。
8・ダンボール等を開封する時。
9・ジャッキのハンドルを回転する時。
10・孫の手の代用!?(怒らないで下さい・・)
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