アチョ〜11 「亜鉛メッキ手摺」



今回は具体例として亜鉛メッキ手摺の特徴と工程を紹介します。


特徴

鉄製のメリット                     アルミ製のメリット
@強度が高い。                    @見栄えが良い。
Aアルミ製に比べ低コストで製作出来る。     A腐食に強い。
Bリフォームしやすい。
C顧客の要望に沿った寸法や形状にしやすい。

鉄製のデメリット               アルミ製のデメリット
@腐食に弱い。                    @鉄製に比べ高コストになる。
A定期的な塗装が必要となる。           A強度が低い。
                              Bリフォームしにくい。

錆止め塗料のメリット      亜鉛メッキのメリット
@初期工事は低コストとなる。           @腐食に強い。
A色彩が選べる。                   Aステンレス製に比べ低コストとなる。

錆止め塗料のデメリット         亜鉛メッキのデメリット
@定期的な塗り替えが必要となる。        @錆止め塗料に比べ高コストになる。

鉄と亜鉛メッキ、それぞれのメリットを生かしたのが今回紹介する製品です。




工程(一部省略)


施工図面をCADで作成します。


丸パイプをバンドソーで出来るだけ正確に切断します。


フラットバー(帯板)をバンドソーで出来るだけ正確に切断します。


化粧部位は治具を作成しガス切断します。


けがきを入れます。


仮組溶接します。


本溶接します。


建物との取り合い部のプレートを作成します。


残りのプレートを溶接したら仕上げに入ります。


ジェットタガネで溶接スラグを丁寧に除去します。


ケレン棒を使い黒皮やスパッタを丁寧に除去します。


溶接部の歪みをチェックし目立つ部位は補正します。


寸法と不良部のチェックをします。


メッキ工場まで運搬します。


メッキが完了したら再度工場内でメッキ不良箇所やネジ孔径を補修します。

取付完了物件




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